基本的な構成を覚えよう!
自作PCの購入して使う機材と役割
まず、私はPC歴20年のプロのPCユーザーです。自作機も10台ぐらいは作ってきました。
パソコン自体はよく人間の体に例えられます。頭がCPUでメモリが口の容量、グラフィックボードが目、、、という様に、パソコンを構成する要素は複数あります。体に置き換えてみるとどの構成がどのような役割をもっているかわかりやすいですよね?プロからすれば20数年構成は変わってないのに、PC自作は難しいよね・・・?と思われるのは何故なのか・・・?それは多分、そういった教育をされてないからイメージできないんです。イメージできればあの構成はこう、と頭の中でイメージできるのに、そういった知識が無い為、そこで踊り場状態なのです。ある意味、人間の外科手術に似ています。人間の体のパーツが分れば自ずと理解できるようになります。
PCパーツまとめ!最新構成情報
PCパーツは主にCPU,メモリ、GPU、ストレージ、マザーボード、電源、PCケースの7つからなります。
この構成を端的に言うと、
CPU(脳)
メモリ(口)
GPU(グラフィックボード)(目)
ストレージ(SSD,HDD)(心臓)
マザーボード(神経)
電源(血液)
PCケース(体)
という構成になります。体の構成とほぼ似ていますね。
おすすめのCPUと機能解説
Intel系(core i)やAMD系(Ryzen)のCPUがあります。人間で言うと脳みその役割があります。パソコンで行うほとんどの処理をこの装置でやるため、ここが遅いと全体の速度が遅くなります。
Intel Corei5-8400以上だったら一応の目安です。快適に動作させるためにはcore i7の11世代目、RyzenならRyzen 5 3600ぐらいがキビキビ動きます。
ちなみに後ろのアルファベットによっても意味が違います。Intel系ならKでGPU搭載。RyzenならXでGPU搭載です。処理速度はGPU(グラフィックボード)には到底敵いませんが、コスパ良く作るなら選択肢としてありです。
処理速度はどちらもトントンなのですが、一時期RyzenがIntelCPUの処理速度を超えた事もあり、一定のAMDファンがいる事も事実です。また、Coreiは消費電力がRyzenに比べて多く、消費電力を抑えたい場合はRyzen一択です。
おすすめのGPU(グラフィックボード,グラボ)と機能解説
グラフィックボードに関してはNvidiaのGeforceとAMDのRadeonの2つの系統が主流です。
体の構成でいえば目に当たる部分ですが、パソコンの内部の映像を出力する機構です。これが遅いとCG製作やゲームの3Dの映像の処理速度に影響するため割と高めのGPUじゃないと満足する性能は出せないでしょう。マイニングでも使われてるため結構お高いです。
おすすめのマザーボードと機能解説
マザーボードもIntel製とAMD製とのソケットの違いを意識すればそれほど差異はありません。一部ヒートシンク(冷却装置)があるマザーボードがあるのですが、それほど話題になっていません。最近ではM.2 SSDのスロットがあるマザーボードが人気です。
おすすめのSSDと機能解説
M.2 SSDが人気です。省スペースだし、速度は3000MB/sを超えるし、予算が許せばサムスン製のSSDが一番速度が早いです。
おすすめのメモリ,ケース,電源その他パーツなど
メモリーはDDR4とDDR5の物を選べば大丈夫です。16GBや32GBを選べば間違いないでしょう。価格は8000円も掛かりません。
ケースは何でも良いです。ATXが標準規格です。それ以外は省サイズのMicro-ATXぐらいしかありません。中での作業の取り扱いの良さを考えればATXが無難です。
電源については500Wを選べば問題ないです。
また保存用に大容量HDDを追加するのもありでしょう。最近では6TBが標準です。これは2万円くらいで変えます。大きいものだと14TBまであるのですが、価格が4万円以上と高額です。